『交流:既知と未知を超えて』序文より転載
『 は し が き 』
本書はミクシィにおけるワコウの日記、ならびに、それへのコメントおよびレスポンスを編集し、印刷に付したものである。本書に掲載したのは、ミクシィヘの入会の日から、昨年の大晦日までの1年1ケ月分である。
その刊行は大要次のような経緯によっている。一昨年12月初頭、突然ある学生から、卒論のデータをSNS(Socia1 Networking Service)からとってもよいかとの質問を受けた。その時点で、実は私はその存在をよくは知らなかった。知らずして、いいとも悪いとも言えるはずがない。そこで、その学生を紹介者としてミクシィに入会した。入会はしたものの、当初は殆ど日記を書くこともなく、書いたとしてもせいぜい数行であった。ところが、ミクシィに慣れるにつれ、少しずつ書くようになり出した。自分でも思ってもいなかったことだった。それに伴って、日記を御覧下さる方が出始め、少しはコメントをいただく場合も出てきた。コメントまではいかなくても、アクセスしてくださる方も増えてきた。また、マイミクシィにと申し出られる方も現れてくるようになった。ごく表面的な、日常雑記や、趣味のことなどに触れる程度であったのが、次第に、自らの貧しい思索と行動を記す場合も出てきた。そうこうするうち、何人かのマイミクシィの方々から、印刷に付して欲しいとの声が上がるようになってきた。はじめのうちは、ミクシィ上で見られればそれでよいと思っていたのだったが、結局それらを踏まえて、印刷に付す決断に至ったものである。
2007年1月1日年頭に当たり ワコウこと 古畑 和孝 | ||||
この『交流』は少部数の出版でしたので、 配布先は限られていますが、残部が多少 ある模様ですので、関心のある紫水会員 の方は、直接 古畑君にお申出ください。 |